パピヨンをお留守番させるためには、長期的なトレーニングが必要です。
いきなり置き去りにして出かけると、不安行動にでることがあります。
たとえば、留守番デビューさせたい数ヶ月前から
少しずつ慣れさせていきましょう。
短い時間から初めて徐々に長くしていくことがポイントです。
一般的に飼い主が出かけるときはゲージに入れます。
ゲージに閉じ込めてかわいそうと、感じる人もいるかも
しれませんが、狭い環境の方が落ち着きます。
最初に行うことは、ゲージに慣れさせることです。
ゲージの中が安心できるところだとわかれば、
落ち着いて過ごせるようになります。
実際に飼い主が出かけるときは、あえて声をかけないようにしましょう。
声をかけると、出かけることがわかって余計に不安になるからです。
むしろさりげなく、トイレにいくかのようにして出かけます。
そうすることで、すぐに戻って来ることを理解できるでしょう。
飼い主がいない間は特に、パピヨンが快適に過ごせるような
環境に整えておくことが肝心です。
部屋の温度を適切に保ち、餌や水があるようにします。
退屈しないように、おもちゃを与えておきましょう。
留守番の様子を確認できるようにカメラをセットする人もいます。
電子端末を使って、様子を確認することができます。
パピヨンも集団行動を好む傾向があるため、
孤立させないような飼い方が必要です。
ひとりぼっちになると不安になるのは自然な反応ですから、
長期的なトレーニングを通して慣れることができます。