小型犬の中では運動量が豊富で活発な犬

大きな耳と美しい飾り毛が特徴のパピヨンは、見ているだけで抱きしめたくなるような愛らしさがあります。

中世ヨーロッパでは、王侯貴族に愛されていました。
パピヨンは、王侯貴族が集う宮廷で暮らしていたこともあります。

そんな愛らしい見た目とは裏腹に、パピヨンは非常に活発に動き回る犬種です。
小型犬の中では運動量が多いので、パピヨンを飼う際にはそれを理解しておく必要があります。

スポーツが得意なパピヨン
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

小型犬ですが家の中だけでは、十分な運動量を確保することはできません。
日頃から十分な散歩を行うことが大切です。
1日の散歩の目安としては、30分程を2回行うのが理想になります。

ただ歩くだけではなく、ボール遊びや追いかけっこ等の遊びを取り入れてあげるのがおすすめです。ドッグランではリードをつけなくていいので、思いっきり遊ぶことができます。

天候が悪くて外に出られないような時には、家の中で柔らかいボールやおもちゃ等を使ってたっぷりと遊ばせるようにしましょう。

夏の暑い時期は道路のアスファルトが高温になって危険なので、陽が沈んで暑さが和らいでからや暑くなる前の早朝などに散歩をするのがおすすめです。

土のある場所の方が、アスファルトよりも熱くなりません。

運動神経抜群でスポーツにも最適

パピヨンは身体能力が高く運動神経抜群なので、ドッグスポーツに挑戦するのも最適です。

ドッグスポーツには色々な競技がありますが、その中でもパピヨンに向いているのはアジリティーになります。
アジリティーは、人と犬がペアを組みハードルやシーソーといった障害物をクリアしていく競技です。

ドッグスポーツに参加

犬に指示を出す人はハンドラーと呼ばれ、ハンドラーは状況に応じて適切な指示を出すことが求められます。
犬もハンドラーが言っていることをすぐに理解することが求められるので、お互い呼吸を合わせることが重要になります。

アジリティーを始めた当初は難しいと感じるかもしれませんが、何度も練習を繰り返すことで徐々に慣れていきます。

パピヨンは体を動かすのが楽しいので、無理にスポーツに取り組んでいるわけではありません。
大好きな飼い主と遊んでいる感覚で、楽しい気持ちを持ちながらアジリティーに取り組めます。

最初は出来なかった課題を一つ一つクリアしていくことで、大きな達成感を味わうこともできます。
飼い主にとってもあまり体力は必要ないので、体力にあまり自信がない人にもおすすめです。

ドッグスポーツの大会なども開かれているので、そういった場にも参加できます。

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)