とても愛らしい子犬も、自分が飼うときは現実と向き合うことになります。
動物である以上、人間のいうことを素直に聞いてくれないケースもよくあります。
吠えてほしくないときでも、ずっと煩くしていることも珍しくありません。
家具を噛まれてしまうことも多いですし、自分が怪我をさせられるリスクもあります。
トイレを絨毯の上でされてしまうなど、いろいろな面で困ってしまう可能性があるのです。
子犬によるこのような実情が、多大なストレスとなって積み重なっていきます。
パピヨンなどの子犬を育てるなら、そうなることを視野に入れなければなりません。
もちろん性格が穏やかで優秀な個体もいるため、
予想以上に楽だと感じる人もいるでしょう。
しかし、それはあくまでも例外であり、どのような人も
多かれ少なかれ苦労するのが一般的です。
最初は許せていても、ストレスが蓄積していくと我慢できなくなりやすいです。
最悪の場合、暴力で解決しようとするなど、一緒に暮らすことが難しくなるケースも見受けられます。
したがって、深刻な事態に陥る前に、根本的な原因について考えることが大切です。
最初のステップとして、心理的な負担となっている要因を明確にしましょう。
我慢できなくなる前に効果的な対処を!
育犬ノイローゼになっている自覚があるなら、子犬との向き合い方を見直すことが重要です。
そのままの生活を続けていても、有効な対処法はなかなか思い浮かばなないでしょう。
もし子犬がよく指示に背くなら、そういう生き物だと考えて諦めることも一つの手です。
可能な範囲でしつけをして、あとは許容することで心理的な負担が軽くなる見込みもあります。
それが不可能なら、専門家に相談することを検討してください。
ペットのトレーナーのなかには、子犬の扱いにも長けている人もたくさんいます。
どうすれば安心して暮らせる状態に移行できるのか、実体験を踏まえて助言してもらえます。
動物の専門医も頼りになる存在なので、診断してもらう際に話してみることも良い方法です。
いずれにせよ、飼い主だけで対処しようとするのは間違いです。
スムーズに進まない場合はなおさらで、上級者にテクニックを教わるほうが
効率よく悩みを解消できます。
我慢できなくなる前に動きだすことが肝心ですし、
自分もメンタルクリニックで診てもらうのが望ましいです。
ペットブームが始まって以来、そういう患者も増えているので、
事例を参考にして治療してもらえるでしょう。