パピヨンを迎えるために必要なもの、それはパピヨンが生活して
いける環境づくりです。
飼い主とブリーダーでは規模が異なりますが、飼育するポイントは
変わらないとされています。
例えばパピヨンは暑さにも寒さにも弱いため、前者であれば
直射日光が当たらない半日陰な部屋を用意し、後者であれば
ペットヒーターなどの暖房器具の設置が望ましいです。
こうした環境づくりのアイテムはブリーダーによって異なる
ものの、室内であればゲージは絶対に必要となります。
部屋の一角に設置し、犬のプライベートなスペースである
ゲージは寝床兼トイレです。
その際に窓際に置く事はタブーで、先述した耐暑性のなさ
ゆえに熱中症になる可能性があります。
他に給水器が必須で、ペットボトルを縦にしておくタイプが
理想的です。
付け加えるなら水は軟水が望ましく、その理由は尿結石を
作らせないからに尽きます。
実は軟水以外の水では尿結石ができやすいため、
ブリーダーは徹底的に管理しているわけです。
パピヨンを迎えるためのアイテムはこれだ
他にも飼うために欠かせないアイテムはまだあります。
例を挙げるならフードとそれを入れる器ですが、
前者はパピヨンの嗜好や体調を観察ながら、
後者は陶器製の皿が良いです。
フードは犬の個性ゆえに把握するまで時間がかかるものの、
器はパピヨンならではの賢さによって、ひっくり返されて
食べ物が台無しにされてしまうケースが多々あります。
それを避けるために飼う際には陶器製の品がおすすめです。
基本的な代物ならトイレに必須なペットシーツに悪戯を
防ぐためのシーツトレーも挙げられますが、パピヨン
ならではの品としてコームも外せません。
コームとは犬用の櫛で、ブラシでも構わないです。
それが飼うために欠かせない理由は、パピヨンの長毛
なところが関わっています。
長毛犬種として手入れは難しくないパピヨンですが、
定期的なブラッシングをしなければ毛玉ができて
傷ついてしまうリスクが高いです。
コミュニケーション、また体調管理のためにも犬用の櫛は
必要であります。