パピヨンをブリーダーから引き取るつもりであれば、その前に知っておくべきことがあります。
お迎えするときには楽しいことや明るいことを考える人が多いはずですが、
パピヨンを飼うからには年を取ってしまったときのことまで考えなければなりません。
できるだけ長生きしてほしいと思うはずですが、正しい知識を持っていなければこれを叶えることが難しくなります。
お迎えする前には平均寿命や人間に換算した年齢、長生きのために必要なことや
年を取ってからの注意点などを確認しておくと良いです。
初めから様々な知識を持っておくようにすれば、先のことを考えながら行動することができます。
本格的に迎え入れる前から年老いたときのことを考えることは寂しく感じられるかもしれませんが、
パピヨンの飼い主になるのであればこれは1つの責任であると理解しておくべきです。
また、事前にこうした知識を持っておけば、ブリーダーと会うときに気になる点を確かめることもできます。
専門的な知識を持つ人から直接教わることができますし、
安心できる飼い主だと思ってもらうこともできるはずです。
早く正しい知識を身につけておくことが望ましいので、
パピヨンを引き取る前に学んでおきましょう。
何歳から老犬なのか理解しておこう
犬は一般的に小型で10歳頃、大型で8歳頃から高齢犬と呼ばれるようになります。
10歳は人間に換算すると60代後半であり、足腰が弱り始めたり
色が細くなってきたりしてもおかしくないです。
ただし、人間と同じようにパピヨン全てがこのタイミングから
年老いるわけではありません。
個体差によってもっと早くから衰えが感じられることもあるので、
いつから老化が始まるのか厳密なタイミングが分かるわけではないと
理解しておく必要があります。
8歳頃からそろそろ老化が始まるかもしれないと覚悟しておき、
健康的な生活を送ることができるように日々の生活を工夫していくことがおすすめです。
パピヨンは先天的リスクが低いほうなので、遺伝病によるトラブルが
起こる可能性は低いものの、年齢を重ねるほど病気などの
リスクが高まることには違いがないと言えます。
元気に感じられたとしても8歳ほどから意識しておき、
パピヨンが10歳を迎える頃からは特に慎重にケアを行っていくことが大事です。
愛犬に長生きしてほしいと願うのであれば、高齢となるのは
いつ頃か把握しておき、そのタイミングで最適なサポートを
行えるようにしておくことが大切だと言えるでしょう。